
妊活を始めてから今日まで、私はどこか感情のコントロールができていると思っていました。先月の化学流産の時でさえ、特に悲しいという気持ちに支配されることはありませんでした。
しかし今日、高温期 10日目から 12日目にあたる妊娠 3週目という時期に、私は初めて泣いてしまいました。
それは、つわりや吐き気といった誰もが知る症状ではなく、激しい動悸によって体が思うように動かず、午前中はほぼ仕事にならず、午後も数時間の休憩を余儀なくされた日のことです。
まだ陽性という「確証」がない中で、職場に状況を説明できないことが、この体調不良での離席・休憩を**「虚しい」**ものにしました。なぜ泣けてきたのか?今日は、この虚しさと涙の意味を、正直に記録します。
1. 「説明責任」が果たせない中での つらさ
今日の体調不良は、頭痛や微熱など一般的な風邪の症状とは異なり、主に動悸とそれに伴う激しい倦怠感でした。このつらさが特に心を削ったのは、それが「公にできない」状況下で起きたからです。夫や職場の人が理解がないわけではないと分かっています。みんな優しいです。ただ、まだ職場の人に説明できる段階ではない。このジレンマが、私を深く孤立させました。
つらさ 1:陽性という「確証」がないこと
まず何より、現在が妊娠 3週目という早すぎる時期であり、フライング検査薬は依然として**真っ白(陽性なし)**であるという事実です。
妊娠している確証がない。
そんな中で「妊活中の体調不良」などと正直に伝えるわけにはいきません。
うちの職場はリモートワークOK、フレックス、特に理由を申請することなく自己申告で自由に休憩できます。
ですが、なぜか自分の行為が説明できないことに対し、なんだか虚しい気持ちになっていまいました。
つらさ 2:公にできない「動悸」という症状
もし「吐き気がひどくて…」であれば、職場に妊活を公表していなくても、妊娠の可能性を察してもらえ、理解を求めるハードルは低くなります。
しかし、私の症状は「動悸」でした。
心臓がバクバクする、少し動くだけで息切れがする、という症状は、周囲に伝えるのが非常に難しいのです。「ただの自律神経の乱れでは?」「ストレスでは?」と自分でも切り分けができません。そのため、職場に報告する際、「なぜ動悸で休むのか」という詳細な説明責任を負うことを恐れ、口を噤むしかありませんでした。この**「説明できない症状」**による孤立が、孤独感を深めました。
つらさ 3:一般的に症状が出ない「早すぎる時期」
多くの妊娠初期の体調不良の記事を読んでも、つわりや明らかな体調変化が出るのは妊娠 5週目以降と言われます。しかし、先月の化学流産の時も、そして今月も、私は妊娠 3 週目という早い時期から確かな体調不良を感じています。
「こんなに早く症状が出るなんておかしいのではないか」「また何かが上手くいっていないのではないか」という不安。そして、「皆が平気な時期にしんどい」という体質的なつらさも相まって、症状が出た喜びよりも、**「またこんなにつらいのか」**という憂鬱さが先行してしまいました。
2. 動悸の虚しさを生む「体質に基づいた自己分析」
なぜ「動悸」という形で症状が強く出たのか。その原因を分析することで、虚しさの感情を少しでも和らげようとしました。
低血圧という体質が症状を重くしている可能性
これは私の体質による自己分析ですが、私は普段から低血圧で、血圧は上 90・下 50 程度しかありません。
妊娠初期には、胎盤形成に向けた準備のため、体内の血液量が急激に増え始めます。しかし、血管がその増加に対応しきれず、一時的に血圧が不安定になりがちです。
普段から血圧が低い私の体は、この急激な変化に特に敏感に反応しているのではないでしょうか。血圧が不安定になることで、心臓がいつも以上に頑張って血液を送り出そうとし、それが激しい**「動悸」**という形で強く表れているのではないかと考えています。
ホルモンバランスの乱れと動悸の関連
動悸は、プロゲステロン(黄体ホルモン)などのホルモンバランスの急激な変化による自律神経の乱れからも引き起こされます。
妊娠3 週目という時期は、着床が成立し、ホルモンの分泌が急激にシフトする時期です。このホルモン変化は、血流や体温調節を司る自律神経を直撃します。このメカモンは、ホルモン的な変化を論理的に理解することで、「ただの気のせいではない」という確かな安心感を与えてくれました。
このように論理的に原因を特定できたとしても、まだ陽性がでてないため、自分の症状に実態がありません。**「職場に説明できない」**という現実は変わらないため、「虚しい」という感情を完全に打ち消すことはできませんでした。
3. 溜め込んでいた感情が涙に
今日、動機が苦しく横になっていると、わけもわからず突然涙が出ました。おそらく「動悸で仕事ができない虚しさ」が直接的な引き金になっただけではありません。もっと根深く、私が処理しきれていなかった感情が、一気に決壊した結果だったと思います。
ホルモンバランスの乱れで精神も不安定に
まず、自律神経もホルモンバランスも乱れている時期ですから、精神も不安定になってしまっていることは十分に考えられます。長年低用量ピルを服用していましたが、ピル服用前は確かに生理前に涙することがありました。その時と同じことが起こっただけの可能性もあります。
先月、泣かなかった化学流産
先月の化学流産の時、私は一滴も涙を流しませんでした。
「また次がある」「まだ着床しかけていただけ」と、理屈で封じ込めて処理しようとしました。こうやってブログを書くことも自分の精神の安定につながっていました。
しかし、心はそんなに単純ではありませんでした。
今月のこの激しい動悸という症状は、先月の記憶を呼び起こします。こんなに苦しい思いをしても「まただめになるのではないか」という不安。化学流産を乗り越えた場合は、「先月や今よりもっと苦しい状態が待ち構えているのではという不安」。「3週の時期から症状があるタイプなので、ピークも人よりしんどいのではないかという不安」。いろんな不安が押し寄せてきました。それを誰にも言えず、仕事の義務感と闘っているうちに、先月の悲しみと今月の不安、そして**「陽性なし」の虚しさ**が混ざり合い、溢れ出してしまったのです。
虚しさが涙になった瞬間
あの時流した涙は、特に自分でも説明の出来ない涙でした。が、一回泣き始めると中々止まらなかったです。
**「動悸で苦しくて動けない」という肉体的な限界に直面した瞬間に、「もう頑張れない」**というサインとして、涙となって表れたのだと思います。
4. まとめ:自分の身体のサインを信じる
今日、私は涙を流し、そして気づきました。妊活の戦いは、自分の感情と身体に正直になることから始まるのだと。
動悸で仕事ができないほどしんどいという今日の事実は、**「陽性の有無」や「周囲の理解」に関係なく、**何よりも強い身体からのサインであると受け止めます。
**次の決意として、明日からは職場への説明が可能かどうかにかかわらず、**自分の身体のサインを一番に信じ、無理せず休むことを優先します。
妊活は、誰かと比べるものでも、常にポジティブでいなければならないものでもありません。同じように誰にも言えない症状で戦っている読者の皆さん、お互いに自分の身体のサインを信じて、無理せず、一歩一歩進んでいきましょう。
本日もよんでいただきありがとうございました。
かず子
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